BEATLESのアナログ盤1994年11月30日にリリースされた『ライヴ・アット・ザ・BBC』をめぐる狂騒はよく覚えています。 では、まずそのアナログ盤を見ていただきましょう。 |
ヴィニール・コーティングではありませんが、ニス塗りのたいへん美しいゲイトフォールド・スリーヴです。 |
アルバムは2001年にCDとともに再発されましたが、それに伴い、再発盤にはバック・カヴァー右下の
最後に「"Beatles","Apple" and the Apple logos are trademarks of Apple corps Ltd.」という
クレジットが入れられました。 ゲイトフォールド・カヴァーの内側。4人の写真と、デレク・テイラーによる序文、BBCのプロデューサー、 ケヴィン・ハウレットによる解説が記載されています。 Record 1のインナー・スリーヴの表と裏。 |
同じくRecord 2のインナー・スリーヴの表と裏の一部を拡大したもの。
曲ごとに、タイトル、ソングライター、番組名、放送日、収録日、プロデューサー、そして解説が書かれています。 マトリクス関係はSide-1 がPCSP 726 A-01-1-1- 、Side-2がPCSP 726 B-01-1-1-、
Side-3がPCSP 726 C-01-1-1-、Side-4がPCSP 726 D-01-1-1-で、
いずれも9時の方向にDの刻印、Side-1には手彫りでBGのサインがあります。 |
ぼくが所有しているのはオリジナルUK盤の2ndプレスで、レーベル、タイトルのすぐ下にあるクレジットが
「See sleeve for details」となっています。 |
1stプレスのレーベル(友人所有のもの)とCDのレーベルです。 それではジャケットをCDと比較してみましょう。 フロント・カヴァーはさすがにアナログ盤ならではの大きな写真で、コーティングの美しさとともに所有する 喜びを感じさせてくれます。 アナログのバック・カヴァーは曲目等を記載したので、写真は背景扱いで、色味が薄くなっています。 CDのブックレットはページ数をたっぷりとって、写真もかなり大きなものを載せていますので、
アナログ盤とほぼ同じ大きさになっています。 |
さらにインナー・スリーヴに載せられた写真は、カットによってはCDブックレットのほうがずいぶん大きくなっています。
アナログ盤で思いのほかよかったのが音質です。 つづいてEP盤です。 |
ニス塗りでかなり厚手のしっかりした美しいボックスです。 |
レコード自体はレギュラー盤と同じで、「Baby It's You」、「I'll Follow The Sun」、 「Devil In Her Heart」、「Boys」の4曲入り。 まずピクチャー・スリーヴは、表裏ともニス塗りの美しいスリーヴで、
裏は上下に折り返しのあるフリップバックになっています。 |
レーベルはアップル。Made in UKのクレジットがあります。 36ページの写真集つき。 CDのブックレットとダブる写真は1枚もありません。 |
ボックス・セットの中味を広げたところ。 さて今回はジャケットの写真にまつわるお話を少々。 通行人の一人かと思って下を見ると足がありません(笑)。 じつはこれ、写真Aのリンゴの顔が消えてないんですね。 よく見ると、右の写真は柱の左にも頭も足もないコートのようなものだけ写っていて、かなり不自然です。 写真Aも写真Bもデゾ・ホフマンのオリジナルを巧妙に修正して使っているんですね。
とくに写真Bは大幅な改変が行われています。 ではおまけに販促用のフライヤーをご紹介しましょう。ありふれたものですみません(笑)。 国内盤のCD発売前に店頭に置かれたもので、
サイズはCDのフロント・カヴァーと同じ大きさになっています。 フライヤーの表と裏です。 |
未発表曲の説明で、「フロム・ミー・トゥ・ユー」の歌詞だけ変えた同名番組のテーマ曲「フロム・アス・トゥ・ユー」に ならなくてはいけない部分が、そのまま「フロム・ミー・トゥ・ユー」と記載されています(笑)。 なお、国内盤はCDのみのリリースで、アナログ盤は発売されませんでした。 |
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