トップ・ページに戻る
A HARD DAY'S NIGHT
大学に通うために下宿していたころ、仲のよかった友人の家に遊びに行ってはいろいろなレコードを聞かせてもらっていましたが、 ビートルズでよく聞いたのは、この『ア・ハード・デイズ・ナイト』と『ラバー・ソウル』でしたね。 「恋におちたら」や「I'm Looking trough You」なんかをよくいっしょに大きな声で歌ったものです。 初期のポップな曲ばかりじゃなく後期のヘヴィーな曲でも、なぜかビートルズっていっしょに歌っちゃいますよね。 アンソロジーに入っている「Within You Without You」のカラオケにあわせて歌うのってぼくだけですか(笑)。 閑話休題、今回はモノラル盤3種とステレオ盤3種の計6種類の『ア・ハード・デイズ・ナイト』を聴いてみました。
今回もモービル盤のリマスタリングのうまさを改めて感じることになりましたが、 それと同時にオリジナル・モノラル盤の実力をまざまざと見せつけられた感じです。 くりかえしていいますが、ほんとうに40年前の録音とは思えません。 これだからアナログ盤はやめられないんですね。 ところで高域が強調されて耳障りな2EMIシルヴァー・パーロフォンですが、これにはプレス工場の設備の進化と関係があると 思っています。60年代、アビー・ロード・スタジオではカッティングとプレスの際に高域が減衰するのを見越して、 かなり高域を強調してミックスしたといわれています。70年代に入るとカッティング・マシーンの性能も上がり、 プレス工場の設備も進化して高域の減衰は少なくなりました。 したがって60年代のままのラッカー盤(マトリクス-1/-1)を70年代の最新設備でプレスしたことにより、高域の ピーキーなレコードが生産されることになったのだと思います。 おそらくオリジナルはステレオ盤もモノラル盤もすごい音だったはずで……。いかん、いかん(笑)。 |
© 2004 ryo parlophone
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||