.imagine2005年最初のモービル・フィディリティ・サウンド・インプレッション Chapter15は、 ジョンのソロ・アルバムとしてはもっとも評価の高い『イマジン』を取り上げます。 いつものようにマテリアルについても少し紹介しておきましょう。 『イマジン』は1971年にリリースされた、ジョンのセカンド・アルバムですが、
ぼくがこのアルバムを手に入れたのはジョンの死後です。 ビートルズの解散がだんだん現実味を帯びつつあった69年当時、「平和を我等に」や「冷たい七面鳥」といった ジョンのリリースするシングルは、それまでのビートルズとは趣きの違う、どちらかというとざらっとした手触りの感じられるような 曲が多く、それなりに楽しめるものの、ジョンがどんな音楽を目指しているのかはよくわかりませんでした。 そして70年の年の瀬も押しつまった12月28日にリリースされた「マザー」を初めてラジオで聴いたとき、
「ああ、もう終わったんだ、ジョンはこんなところまで来てしまったんだな」と思ったものでした。 そんなこともあって、ぼくはこのアルバムについてあまり多くを語る資格を持っていません。 ではまず、オリジナルのUK盤からご紹介してゆきましょう。 |
レコード番号はPAS 10004で、アメリカよりやや遅い71年10月8日にリリースされました。 |
レコードはピクチャー・レーベルになっていて、Side-1はアップルの輪郭のなかにジョンの顔が映ったもの、
Side-2はアップル・レーベルになっています。 |
インナー・バッグは片方に曲ごとの詳しいパーソネルが記載され、片方には歌詞が印刷されています。 |
「PHOTO BY PETER FORDHAM」というクレジットのある大型のポスターと、 ポールの『ラム』をおちょくったポスト・カードがついています(やれやれ……)。 つぎはUS盤です。 |
レコード番号はSW 3379、英国より1か月早い、71年9月9日のリリースです。 |
レーベルはUK盤とほぼ同じですが、リムのクレジットと、Side-2のアップルの色がずいぶん違っています。 |
インナー・バッグもUK盤に準じていますが、真ん中に穴が開いているタイプ。 |
ポスターはぼくが買ったものにはついていませんでした。ポスト・カードは野獣に扮したジョンがパンフルートを吹いているもの? つづいてモービル盤です。 |
コーティングのない厚紙のジャケット。 |
おなじみのホワイト・レーベルとレコードを保護するための厚紙です。 さて、それではこの3枚を聴き比べてみましょう。 つづいてUS盤。 最後はモービル盤です。 ということで、ぼくの耳にはモービル盤がもっとも魅力的でした。 |
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