Original PHONOGRAM Photo Gallery メイン・ページに戻る
A HARD DAY'S NIGHT今回はUK盤3rdアルバム『ア・ハード・デイズ・ナイト』のオリジナル・モノラル盤をご紹介します。 まず、ジャケットからご覧ください。 ビートルズといえば、必ずジョン、ポール、ジョージ、リンゴの順だったのに、 ここではジョージがポールのうえに並べられています。 初期のアルバムのお決まりで、パーロフォンのロゴ・マーク、グループ名、タイトルがお行儀よく並んでいます。 monoのロゴは、いわゆるミドル・ロゴと呼ばれるもので、長さは実測約31ミリ。 スリーヴはかなり薄めで、角はちょっとつぶれてはいるものの、まだパリッとしているのですが、 スパイン(背表紙)から表にかけて何本かのシワができています。 ヴィニール・コーティングの美しいスリーヴに、4人のチャーミングな写真が並んでいます。 バック・カヴァー。スリーヴ製作会社Ernest J. Day社のクレジットがあります。 カタログ・ナンバーはPMC 1230で、例によってフロント・カヴァーには記載がなく、 バック・カヴァーの右上にクレジットされています。 ライナー・ノウツは1st、2ndに引き続いてトニー・バロウ。 つづいてGarrod & Lofthouse社製のスリーヴです。 光をやや強めに当てて、コーティングのようすがわかるように撮ってみました。 相変わらず、ギャロッド製は取り出し口付近のコーティングが切れています。 バック・スリーヴのGarrod & Lofthouse社クレジット部分。 折り返し部分は変色していますが、やはりアーネスト製よりもしっかりした感じがあります。 2枚のジャケットを比べてみましょう。 どちらもスパインの上下は絞られていません。 折り返しの形状はかなり似てきました。 つづいてレーベルです。 ブラック&イエロー・レーベル、いわゆるイエロー・パーロフォンです。 トレイル・オフ・エリアに刻まれたマトリクスの枝番は3Nで、1stプレスです。 こちらはSide-2。カタログ・ナンバーPMC 1230という文字が太いのが1stプレスの特徴です。 では最後にインナー・バッグをご覧ください。 おなじみの「EMITEX」と呼ばれるタイプで、
中央の窓の部分は半透明のトレーシング・ペイパーを使用したものになっています。 |
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