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A COLLECTION OF BEATLES OLDIES

今回は1966年のクリスマス・シーズンに向けてリリースされたビートルズ初のベスト・アルバム、 『オールディーズ』をご紹介します。
「BEATLESのアナログ盤」のページでも書きましたが、高校から大学のころ友だちの家に遊びに行くと必ずといってよいほど このアルバムがありました。
まだ赤盤・青盤がないころですからね。
だからぼくにとってはいちばんありふれたアルバムだったわけで、 今でも「Bad Boy」を聴くときぐらいしか手にしませんね。
それでもリリースされた時期を考えるとモノラル盤が少なくなってきたころですから、 未入手の方は今のうちに押さえておいたほうがいいかもしれません。

最初にご紹介するのはそのオリジナル・モノラル盤です。
まず、フロント・カヴァーからご覧ください。



例によってヴィニール・コーティングの施された美しいスリーヴは、光があたるとつややかに輝きます。
『ラバー・ソウル』や『リヴォルヴァー』にくらべるとやや厚めでしっかりしているかなという印象です。



ここでご紹介しているのはギャロッド社のスリーヴで、mono の表示が絵の外にあります。
アーネスト社のスリーヴは持っていないのですが、モノラルやステレオのロゴは絵のなかに入っています。

66年というとサイケデリックなアートが芸術として認められはじめた時期で、今から振り返ると『リヴォルヴァー』の絵と写真のコラージュ、 『オールディーズ』のイラスト、『サージェント・ペパーズ』の写真や蝋人形とのコラボレイトというのは 連続性が感じられるような気がします。
イラストレイターはデイヴィッド・クリスチャン



バス・ドラムに書かれたタイトルに併せていろいろな「古きよきもの」が登場します。
まず蓄音機。

コカ・コーラのビンに挿したバラの花と、エキゾチックな女性の絵。



クラシック・カーやガルボを想わせるような古い映画の一場面。
そして当時はこのイラストのような格好をした男性がロンドンを闊歩していたんですねえ。



フロント・カヴァーの右下、『ラバー・ソウル』とほぼ同じ位置にPARLOPHONEのロゴ・マークがあります。
取り出し部分は例によってコーティングが切れています。



スパインを見ると正式なタイトルは『A Collection of Beatles Oldies 』のようです。



バック・カヴァーをご覧ください。
来日時に東京ヒルトンでロバート・ウィタカーによって撮られた写真が裏焼なのはご承知のとおりです。



OLDIES BUT GOODIES」ではなく「GOLDIES !」。
ゴールド・ディスクとかけているのかもしれません。



一番下の部分は今までのアルバムと同じように、パーロフォンのロゴや「LONG PLAY 33 1/3 R.P.M.」、 「E.M.I. RECORDS」などのクレジットがお行儀よく並んでいます。
直線部もスパッとして角のつぶれもなく新品のような美しさ!(笑)。

Side-1の「シー・ラヴズ・ユー」からSide-2の「抱きしめたい」まで、ヒット曲がずらりと並んでいます。
16曲入りじゃあアメリカでは出せないわな(笑)。



カタログ・ナンバーはPMC 7016で、ステレオ盤のナンバーも記載されています。



フリップの折り返しにはGarrod & Lofthouse社と「Patents Pending」の記載があります。



スパインの上下は絞られています。



つづいてオリジナル・ステレオ盤です。



ステレオのロゴ以外はまったく違いがありません。



カタログ・ナンバーはPCS 7016で、モノラル盤も同時にリリースされているというクレジットはありません。



こちらもギャロッド社のスリーヴですが、特許が取れたのかパテント・ナンバーが記載されています。



楽曲及びクリエイターに関するクレジットです。



ステレオ盤もやはり上下に絞りがあります。



ではディスクをご覧いただきましょう。
まずはモノラル盤。



ブラック&イエロー・レーベル、通称イエロー・パーロフォンです。
タックス・コードKTがエンボス加工されています。



マトリクスはXEX-619 / 620で、枝番は両面とも-1Gです。



つづいてステレオ盤。
PARLOPHONE ロゴの右上にあるSTEREO のロゴは、このころによく見られるラージ・ロゴです。



こちらのタックス・コードもやはりKTで、Side-2にエンボスされています。



マトリクスはYEX-619 / 620で、こちらも枝番は両面-1G



最後はインナー・バッグです。
『リヴォルヴァー』から白のプレーンなインナーに変更になりましたが、 『オールディーズ』では最初期を除き、すぐにアド・スリーヴになります。
まず、モノラル盤のインナーをご覧ください。



いちばん下にはPATENTS APPLIED FOR のクレジットがあり、上にはE.M.I.のロゴマークも見えています。

ワインレッドのインクで、『サージェント・ペパーズ』が載っていますから早くても67年6月以降のプレスということになります。



反対の面の一番下にはE.M.I.関係のクレジットと「Made and Printed in Great Britain」の表記があります。



今度はステレオ盤のインナー・バッグです。



ブラック・インクでプリントされ、上にはE.M.I.のロゴマーク、 ヤードバーズの『ロジャー・ジ・エンジニア』のジャケットなどが写っています。
こちらも一番下にはPATENTS APPLIED FOR のクレジットがあります。

『オールディーズ』のジャケットが載っていますから、こちらのほうが初期のアド・インナーということになるのでしょう。



E.M.I.関係のクレジットと「Made and Printed in Great Britain」の表記は4段に分かれています。



さて、お楽しみいただけましたでしょうか。
ご意見ご感想がありましたら、ブログか掲示板に書き込んでいただけると幸いです。

© 2005 ryo_parlophone




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