Original PHONOGRAM Photo Gallery メイン・ページに戻る
RUBBER SOUL今回は、65年の名作『ラバー・ソウル』のUK オリジナル・モノラル盤をご紹介します。 まず、ジャケットからご覧ください。 フロント・カヴァーの写真はロンドンの郊外サリー州ハッチフォード・エンドにあるボルダー・メア湖畔の森で撮影されました。 ヴィニール・コーティングの施されたフロント・カヴァーは光沢があってとてもきれいです。 『フォー・セイル』などと同じ手触りの、かなり薄めのスリーヴで、光の反射のようすもよく似ています。 タイトル・ロゴはサイケデリック時代の到来を思わせますが、デザイナーのクレジットは残念ながらありません。 右下のパーロフォンのロゴの部分。 ジョンのジャケットは肩の部分がほつれていますが、ジョンはまったく気にしなかったのでしょう。 スパインはタイトルとアーティスト名だけが記載されています。 『ラバー・ソウル』のスリーヴではよく見かけるのですが取り出し口付近に「くの字」型のシワが2か所ほどあって、 それ以外はなかなか素晴らしいコンディションを保っています(えへへ…)。 バック・スリーヴです。 例によって折り返しの部分だけがコーティングされています。 Garrod & Lofthouse社製のスリーヴです。 こちらはErnest J. Day社製。 アストリッド・キルヒャーのハーフ・シャドウを生かした撮影方法を踏襲するかのような 陰影のある写真が使われています。 コーティングされていない部分もわりとよく白さを残しています。 カタログ・ナンバーの部分。 つづいてレーベルです。 ブラック&イエロー・レーベル、通称イエロー・パーロフォンです。 フォントはサン・セリフ系のものが使われていて、スピンドル・ホールをまたいで タックス・コードKT がエンボスされていますが、とても薄いので見えないかもしれません。 ラン・オフ・エリアにマトリクスの枝番1 がかすかに見えています。 こちらはこの時期としては珍しいタックス・コードMTのもの。 最後はインナー・バッグです。 |
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