今回ご紹介するのはマーティンD-45です。
ぼくらの年代にとってD-45といえば、まず思い浮かべるのがクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングです。 70年代後半のクラプトンが手にしたのもD-45でした。 では簡単にD-45の歴史について述べておきます。 D-45は長いブランクを経て1968年に復活します。 さて、ぼくがもっているD-45は1980年製で、トップはシトカ・スプルース、サイドとバックはイースト・インディアン・ローズ ウッド、ネックはホンデュラス・マホガニー、指板とブリッジがエボニー、ブラック・ピックガードというのが主な仕様です。 びっしりと目の詰まったシトカ・スプルースに、これまたため息の出るほど美しい柾目のローズ・ウッド。 スタイル45はそれに相応しい最高の材が手に入ったときだけ生産されてきた、マーティンのトップ・オヴ・ラインで、
D-45は全生産数のわずか1%と言われています。 指板のヘキサゴン・インレイは1、3、5、7、9、12、15、17フレットに使われています。 ヘッドのC.F.MARTINというヴァーティカル・ロゴはスタイル45の証。
ペグは79年半ばからシャーラー(ドイツ)製ロトマチックに変更になりました。 バックの接合部も大変に手の込んだ寄木細工で、モザイク・バックストリップと呼ばれています。 エンド・ピースの部分にもアヴァロン・パールの装飾があります。 マーティンの工場の中でも、D-45の製作に携わることができるのはほんの一握りの選ばれた職人だけといわれており、
それがD-45独特の音と係わっているのでしょう。 |
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