紙ジャケCDの誘惑
さて、クラプトンの『安息の地を求めて』である。 A面の1曲め、トラディショナルの「We've Been Told (Jesus Coming Soon)」から始まって、やはり
トラッド・ナンバーの「Swing Low Sweet Chariot」、あるいはジョージ・テリーとの共作
「Don't Blame Me」など、ゆったりしたレゲエのリズムは、前作『461〜』よりさらにリラックス・ムードだ。 ま、御託はこれぐらいにして(笑)、UKオリジナル盤から見ていただこう。 |
写真で見るとたいしてぱっとしないこのジャケット、じつは特殊な顔料のようなものが使われていて、
オリジナルはブロンズ色に輝いているのである。 瓢軽なようでどことなく哀愁の漂う犬の写真はエンボス加工されている。 国内盤はごくふつうのつまらないジャケットで、帯には「英国オリジナル・ジャケット使用」などと書いてあるが、 こんなものはひどく質の低いコピーでしかない。 インサートがついていて、あまり上手とはいえない(笑)クラプトンのイラスト入り。 |
アーリー・プレスではこのインサートにシリアル・ナンバーがついていた。 レーベルはRobert Stigwood Organisationのいわゆる赤ベコ・レーベルで、 「危険、子どもが遊ばないように」という注意書きのあるホワイト・インナー・バッグがついている。 |
さて紙ジャケであるが、最初に表記したように2回リリースされていて、二度目はこの特殊顔料ジャケを再現しているのだ。 |
不用意に触れてしまって、もういくつか指紋がついてしまったが、これはティッシュなどで拭いても取れない。 こうやって並べてみると、使用前・使用後みたいでちょっと情けない気もするが、紙ジャケの特殊顔料はわかっていただける のではないだろうか。 もちろん写真にはエンボス加工が施されている。
レーベルは残念ながらPolydorの赤いものになってしまった。 最後にサウンド・インプレッションだが、紙ジャケCDはなかなかいい出来だと思う。 |
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