紙ジャケCDの誘惑
紙ジャケの歴史はJAZZから始まったといっていいので、遅ればせながら1枚紹介しておこう。 さて、ドルフィーはブルー・ノート・レーベルにたった1枚だけリーダー・アルバムを吹き込んでいる。 ではまず、USオリジナル盤から見ていただこう。 |
バック・スリーヴの左上にブルー・ノートのロゴ・マークがプリントされているので1stプレスではない。 |
レーベルの住所が「NEW YORK USA」になっているのが4100番台の特徴だ。 つづいて、1983年にキング・レコードから復刻された国内盤をご覧いただきたい。 |
バック・スリーヴの上部を見ると左に「STEREO」、右に「BLUE NOTE ST-84163」とプリントされているが、 おそらくこれがファースト・プレスの仕様なのだろう。 それにしても帯の惹句がすごい(笑)。 『ブルー・トレイン』や『サムシン・エルス』、『モーニン』など15タイトルがこのシリーズでリリースされている。 |
そのレーベルと内袋である。
ここまでやるか?という感じである。 せっかくだからオリジナル盤と比べてみよう。 左上の鮮やかなブルーがオリジナルで、右のややくすんだ色合いのジャケットのほうが国内盤である。
スパインのクレジットはほぼ完璧。 先ほど触れたバック・カヴァー上部の表記の違い。 国内盤もバック・カヴァー右下には「Printed in U.S.A.」とある。 いや〜、思わず国内復刻盤に力が入ってしまった。 |
BLUE NOTE 24bit by RVG シリーズは1998年7月23日に第1期の第1回(全20タイトル)が発売され、 現在までに4期全350枚がリリースされていると思う。 この東芝のブルー・ノート・シリーズが画期的だったのは、ひとつは当時のレコーディング・エンジニアであった
ルディー・ヴァン・ゲルダーを引っ張り出してきてリマスタリングさせたことである。 もうひとつは紙ジャケにヴィニール・コーティングを採用したことだ。 |
もっともすべてのシリーズにコーティングを施したこと(『アウト・トゥ・ランチ』のオリジナルって、コーティング・ジャケット なのかな?)と、バック・カヴァーまでツルツルのピカピカにしてしまったのには、ちょっと異議を挟みたくなるけれど……。 レーベルはR.V.G.のクレジットがプリントされてるのがご愛嬌だが、もちろんインナーはまだ復刻されない時代だった。 では最後に音質に関するインプレッションである。 2005/10/24 追記 |
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