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my room for music & movies

ちょっと恥ずかしいのですが、リクエストにお応えしてぼくのプライヴェート・ルームを公開したいと思います。
オーディオとヴィジュアル専用につくった部屋で洋室10畳。防音については特記すべきようなことは何もしていません。 ただツーバイフォー工法なので、窓はすべて二重のペア・ガラスになっています。かなりの大音響で鳴らしても 庭に立って耳をすませるとなんとなく音楽が聞こえてくるな、という程度。もちろんご近所さんから苦情がきたことは一度もありません。 ただ2階なので、真下の部屋には低音がけっこう漏れるようで、家族からは苦情がくることがあります(笑)。
まずドアを開けたところ。この写真に映っている窓は南向きで、その下は庭になっています。



左手からつきあたりの壁にはギターを下げています。窓際に置いたラックにオーディオ・ヴィジュアル機器を並べています。 右手がスクリーンとスピーカーのある正面になります。



正面を向いてソファーに腰かけるとこんな感じ。



AV用のJBLのスピーカーと、中央はマーシャルのギター・アンプです。
遊びに来た友人たちも必ず間違えるのが壁。これはコンクリートの打ちっぱなしではなく、それ風の壁紙です(笑)。
スクリーンに映像を映す際に、プロジェクターから出た光が部屋の壁に反射してスクリーンに飛び込む迷光という現象が起き、 これがコントラストを下げるという弊害を招きます。それを最小限に抑えるため、なるべく暗い壁紙を選んだ結果、こうなりました。 スクリーンを設置にきた業者の人が壁をコンクリートだと思ってアンカーを打ち込もうとしたというエピソードもありました。 ちなみにエアコンも希少なグレーです(笑)。
ポスターの上にスクリーンがわずかに写っています。16:9、100インチのホワイト・マット・タイプです。

JBLのスピーカーは10インチダブル・ウーファーコンプレッション・ドライヴァーの組み合わせ。 バイワイアリングにも対応しているのですが、現在のところはシングル・ケーブルでつないでいます。 そのうちバイワイアリングにして音の変化を楽しんでみようと思っています。
床にじかに置くと低域がかぶるので、付属のピンポイントスパイクとスパイク受けで床からわずかに浮かせているのですが、 ソファーに腰をおろすとツイーターの位置が耳よりやや低くなるのが、ちょっと気になるところです。
JBLというとジャズのイメージが強いのですが、クラシックもなかなか聞かせてくれます。



マーシャルのギター・アンプは、ジム・マーシャルが最初にアンプを設計してから30周年を記念して 92年に発売されたモデルで、プリ部にECC83というチューブを使ったハイブリッド・タイプ。



出力40W×2で、ステレオコーラス、ステレオリヴァーブがついています。 付属のフット・スイッチでかなり強力なオーヴァー・ドライヴ・サウンドとクリーン・サウンドを瞬時に切り替えることができます。
マーシャルの右にある小さな茶色のアンプは、 クラプトンが「Motherless Children」のレコーディングにも使用したというピグノーズ。 名前のとおりブタの鼻をかたどったツマミがスイッチ兼ヴォリューム・ノブになっています。
マーシャルの左に見えているのはジム・ダンロップワウです。

正面にむかって右手の壁にはソフトを収納しています。そろそろCDもDVDもあふれてきました。



次の写真は正面から振り返って背面の壁を見たところ。
音楽をかけるとギターのトップが振動するのがわかります。ですからシビアにいえば音響成分に余計な響きを付加していると思います。 けれど特に対策は考えていません。まあ、ギターのためには音楽を聞かせてやるほうがよいのですから(笑)。
左下に見えているのはフェンダーのツィード・ケース。 ギター・ケースはけっこう場所をとるので、ひとつだけ部屋のインテリアとして飾っています。



ギターとプロジェクターが吊り下げられるように壁と天井に補強を施してあります。プロジェクターは液晶でサンヨー製。



ギターは現在エレクトリックを3本、アコースティックが5本、エレアコ1本の計9本を所有しています。 二桁にしないというのがぼくのポリシーなんです(笑)。 10本以上になると必ず弾かないギターが出てくるので、新しいギターが欲しいときはどれかを処分するようにしています。



我が愛するマーティンのアコースティック・ギターたち。以前はギブソンのアコギも持っていたのですが、 いつの間にかマーティン・オンリーになってしまいました。
天井から垂れ下がっている黒いケーブルはサラウンド用のスピーカー・ケーブルです。 もう建てて10年もなるのにまだサラウンド・システムには手つかず(とほほ…)。

D-45000-42ECが並んだところ。さすがにきらきらし過ぎで、ちょっと悪趣味かな(笑)。 下に置いてあるのはオヴェーションクラフツマンという、やはりアヴァロン・パールをちりばめたエレアコ。

窓辺のオーディオ装置です。



ラックはヤマハのGTラックという質実剛健を地でいくようなラック。重いだけで飾りっけも何もないのですが、 機器の振動を他に伝えない優れたラックで、ステレオ・サウンド社のAVルームでも長いあいだ使われていました。 残念なことに現在は製造終了になっています。



アンプの左手にはソニーのLDプレーヤー、ビクターのDVDプレーヤー、三菱のヴィデオ・デッキが並んでいます。 そろそろヴィデオ・デッキをDVDレコーダーに換えたいのですが、HDDはファンの音が大きいので、ちょっと躊躇っているところです。

ラックスのターン・テーブルにマイクロのアームを組み合わせたプレーヤー・システム。



このターン・テーブルは薄く作られていますが重量24kgで、知らずに持ち抱えると、確実にぎっくり腰になります。
マイクロのアームはダイナミック・バランス型で、プレイ中にも針圧を変えることができます。型番のSは銀線が使用されていることを 表しています。このプレイヤー・システムは今年で25年目になりますが、今までいちども故障することなくアナログ盤を再生してくれています。 こんなところにアナログのすごさがあるような気がします。今いちばん怖いのはこのシステムが壊れることですね。



プレイヤーの下にはデノンのMDデッキと、マランツのCDプレイヤー。
マランツは10年目ですが、アナログっぽい大変なめらかな音楽を聞かせてくれます。



アキュフェーズのプリとパワー。アキュフェーズはデザインも美しいので、所有する満足感はかなり高いと思います。
プリアンプのC-280はアナログ時代のプリで、フォノ・イコライザーのほか、MCカートリッジ用のヘッド・アンプを装備し、 たいへん優れた音を聞かせてくれます。以前はMCトランスも試したのですが、現在はこのヘッド・アンプで満足しています。
パワー・アンプがやや古くて(これも25年目!)力不足の感もあるので、最新のものに換えれば音がリフレッシュされると思うのですが、 AVアンプも考えなくてはいけないのでなかなか悩ましいところです。



C-280を上から覗いたところ。ローズウッドのキャビネットの中にトランス、コンデンサ、 各種レベル・アンプが整然と並んでいます。

部屋の右手はソフトを並べています。まずレコード・キャビネット。


閉架式で、なかに収納、外にディスプレイできるようになっています。右の写真は蓋を開けたところ。



ビートルズのアナログ盤です。英国盤、アメリカ盤、国内盤というふうに分けて収納しています。



移動棚式の書架にCDやDVD、それに音楽関係の書籍を入れています。左の棚はロック、奥はDVDや雑誌、右の棚はジャズのCDで、 ジャズはボックス・セット以外はほとんど紙ジャケになってしまいました。



左の棚を移動させると奥にはDVDが並んでいます。DVDはデザイン的に非常にダサいので、表に出す気になれません(笑)。
入り口のところには小物入れ用のキャビネットを置いています。ギター関係の小物や録音用のMD、各種オーナーズ・マニュアル、 カタログなどを入れています。上にはリモコンやチューナー、ピックなど。

レコード・キャビネットの上にある手作りの時計。



ビル・エヴァンスの『WALTZ FOR DEBBY』のジャケットで作りました。 もちろん中にはレコードが入っているので、プレイヤーにかけることもできます。

最後に照明について触れておきます。
自分の部屋でゆっくり音楽を聴くのは圧倒的に夜のほうが多いので、照明はとても大切だと思います。



まず天井はふたつのクリプトン球で計150W。レールをスライドさせることにより位置を、 シェイドを動かすことにより光の方向を微調整することができます。



左手のオーディオ装置のところにはブーム型のスタンドを置いています。レコードの盤面を調べたり針先を見たり、 アンプの背面の接続端子を確認したりするためのものですが、 アームが長いので部屋を暗くして音楽を聴きながら読書をするときなどにも使える優れものです。



最後は部屋の右手奥にセットした間接照明。音楽を聴きながらぼんやりお酒を飲んだりするときに柔らかな光を投げかけてくれるスタンドです。


主な使用機材は以下のとおりです。
カートリッジオルトフォンMC-20S(MC、ステレオ)
シュアーV-15typeW(MM、ステレオ)
デノンDL-102(MC、モノ)
アームマイクロMA-505S
ターン・テーブルラックスPD-441
プリ・アンプアキュフェーズC-280
パワー・アンプアキュフェーズP-300X
スピーカーJBL S-3500
CDプレイヤーマランツCD-16SE
DVDプレイヤービクターXV−D721
LDプレイヤーソニーHIL-2EX
液晶プロジェクターサンヨーLP-Z1
スクリーンOS AMH-100BW



© 2004 ryo parlophone

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